宝塚星組スター愛月ひかる退団発表 異例のサヨナラショーも
宝塚歌劇団星組スターの愛月ひかるが12月26日付で退団すると3日、同劇団が発表した。退団公演は「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム」(宝塚大劇場9月18日~11月1日、東京宝塚劇場11月20日~12月26日)。
愛月は2007年に入団。宙組に配属後は、173センチの舞台映えする容姿で早くから注目された。「エリザベート」では暗殺犯ルキーニを演じた。
19年星組に組替え後は、トップスター礼真琴を支えてきた。「ロミオとジュリエット」では役替わりで「死」を演じ好評を博し「愛ちゃんの死」がトレンド入りしたほど。7月には20年ぶりの再演となった「マノン」で、2度目の関東圏での主演公演。愛のために全てを捨てて破滅に向かう男を、細やかに演じていた。
また宝塚と東京の千秋楽では、トップスター以外では異例のサヨナラショーも行われることも同時に発表された。