玉川徹氏、政府の自宅療養強化方針に「医療崩壊ってことを政府が実質的に認めたってこと」

 テレビ朝日の玉川徹氏が4日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、新型コロナ感染者について、政府が自宅療養体制を強化する方針を打ち出したことに「方針転換じゃなく現状追認」「医療崩壊ということを政府が実質的に認めたってこと」と厳しく断じた。

 番組では政府が自宅療養体制を強化する方針を打ち出したことから、自宅療養を行うクリニックの医師などのコメントなどを紹介した。

 これに長嶋一茂は「方針転換、完璧に間違えてると思いますね。こっちじゃなくて皆さん何度も言うようにベッドの確保」とコメント。

 玉川氏も「方針転換じゃなく、現状追認なんですよ。方針転換っていうといい方に変わるような言葉のイメージがあるけどそうじゃない」と切り出し「今の状態はよっぽど悪くならない限り、十分な医療を受けられないって事ですから、医療崩壊ってことを政府が実質的に認めたってこと」とも語った。

 さらに、東京の新規陽性者の直近7日間の移動平均が3000人台であることも指摘し「それで医療崩壊。これがピークじゃない。これ以上増えていく可能性の方が高い」と危機感も募らせ「政府ができることは抗体カクテル、今からアメリカと交渉して今以上に輸入できるように早急にやってほしい。薬がなかったら使いたくても使えない」「政府にはそこをやっていただきたい」と強く訴えていた。

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