河村市長のメダル噛みつきで波紋“経験者”藤井瑞希さんは「涙出かけた」「消毒した」
名古屋市の河村たかし市長(72)がソフトボール日本代表の後藤希友選手(20)の金メダルを噛んだ問題で、スポーツ界からも続々と批判の声が噴出した。
バドミントン女子でロンドン五輪銀メダリストの藤井瑞希さんはツイッターで、この話題に反応。別の人物による“経験者”であることを明かし、「私もある…涙出かけた。口いっぱいにメダル入れられた、、たぶんボケかましてきたんだと思うけど、本当泣きそうになった」と当時の心境を明かした。続けて「その瞬間はショックだったけどしっかり消毒して、たくさんの人に触ってもらってたくさんの笑顔が見れたので、忘れてました。今後このようなことがありませんように」と、願うようにつぶやいた。
河村市長は後藤が同日に市役所を表敬訪問した際、金メダルをマスクを外して豪快に噛みつき、批判が集中した。
東京五輪の柔道男子60キロ級金メダリスト・高藤直寿(28)はツイッターで「動画見たけど、『カンッ』て歯が当たる音なってるし。自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱ってるのに。怒らない後藤選手の心の広さ凄すぎ。俺だったら泣く」と、心境をつづった。
フェンシングの五輪2大会連続メダリストの太田雄貴氏も自身のツイッターで、「選手に対するリスペクトが欠ける上に、感染対策の観点からもセレモニーさえも自分自身やチームメイトでメダルをかけたりしたのに、『噛む』とは。ごめんなさい僕には理解できません」と批判した。