黒谷友香 重いテーマでも伝えられる幸せ 映画「祈り-幻に長崎を想う刻-」

 女優・黒谷友香(45)が4日、都内で行われた映画「祈り-幻に長崎を想う刻-」(20日公開)の公開直前イベント「祈りのつどい」に、ダブル主演を務めた女優・高島礼子(57)らと登場した。

 長崎に原爆が投下されて12年後、被害を受けた浦上天主堂のマリア像を盗みだす女性カトリック信者の生きざまを描く。脚本を読んだ感想を問われた黒谷は「テーマが重いけど、世界に伝えられる幸せをかみしめながら撮影を全うしたい」と振り返った。

 今年は東京五輪の熱気が国内を包む中で、節目の日を迎える。黒谷は「世界の方に8月、日本で何があったのか知っていただければと改めて感じました」と思いを寄せた。

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