菅田将暉 ジュリーと同一人物演じ「すごく光栄」歌唱シーンの直前を見学
俳優の菅田将暉(28)が5日、都内で、主演映画「キネマの神様」の公開記念舞台あいさつを行った。
主人公の過去と現在を志村けんさんとW主演で演じるはずが、志村さんが新型コロナウイルスによる肺炎で急逝。代役を沢田研二(73)が務め、劇中で志村さんの「東村山音頭」を歌唱している。
歌唱シーンの直前を見学したという菅田は「ものすごく集中されていて、誰も近づけない空気があった。その姿だけで沢田さんがこの作品にかける思いが伝わりました。同じ人物を演じられたことはすごく光栄」と回想。
山田洋次監督(89)は「彼(志村さん)に対するオマージュにもなるだろうし、彼にささげる効果もあるだろうと思った。ぴったりハマっていたし、いい選択だったと思います」と振り返っていた。