“かすみうみま”に列島興奮 卓球女子団体銀メダルは26・3%の高視聴率
東京五輪で、石川佳純、伊藤美誠、平野美宇が出場し、銀メダルを獲得した模様を伝えた5日のNHK総合「卓球女子団体決勝・日本×中国」の世帯平均視聴率が26・3%(個人16・4%)の高数字を記録したことが6日、分かった。
数字は試合開始の午後7時33分から1時間27分の放送枠。日本は中国に敗れ、惜しくも銀メダルで今大会を終えたが、団体では2012年ロンドン大会の銀、2016年リオデジャネイロ大会の銅に続く、3大会連続のメダル獲得。また、同局で放送された表彰式も、世帯平均視聴率13・1%(個人7・6%)と、大きな注目を集めたようだ。
卓球競技では水谷準・伊藤美誠組が、日本卓球史上初の金メダルを獲得した模様を伝えた7月27日のフジテレビ「混合ダブルス決勝~表彰式」の世帯視聴率が24・6%(個人15・7%)。日本全国の感動を呼んだ快挙など、卓球人気を表す数字になっている。
また、陸上男子20キロ競歩では、池田向希が銀メダル、山西利和が銅メダルを獲得した。日本勢では、前回リオ五輪男子50キロでの荒井宇宙の銅に続く快挙。この模様を伝えたNHK総合「陸上・男子20Km競歩」も、午後5時16分から44分の放送枠で、世帯平均視聴率9・7(個人5・1%)と高い数字を記録した。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)