金子勝教授 東京実際の感染者は公表値の数倍では、陽性率が高い、検査数が不足

 立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が8日、ツイッターに新規投稿。東京都が7日に発表した新型コロナウイルス検査の陽性率が22.3%だったことから検査数の不足を指摘し、「実際には公表された数の数倍いるだろう」と指摘した。

 金子教授は「【自宅待機が膨らむ】東京都の陽性率は22.3%とさらに高くなっている。検査数が不足しており、おそらく実際には公表された新規感染者数の4566人の数倍いるだろう。自宅療養は18444人、入院調整中は12160人もいる」と投稿した。

 金子教授は別の投稿で「【空っぽ頭はやはり空っぽ】政権浮揚のために強行した東京五輪。コロナに打ち負かされ、無観客で経済浮揚効果はなく、世論調査でも内閣支持率は最低のまま、株価も低迷。いったん決めたら、何が何でも強行する『実行力』とは、説明もしない、できない、責任をとらないだけ」と菅政権の対応を批判した。

 東京都は7日の陽性率を22・3%、新規感染者数を4566人と発表している。

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