世界最強姉妹が大げんか レスリング川井梨紗子&友香子「ブチッときて、やってやろうと」
東京五輪のレスリング女子フリースタイルで金メダルを獲得した57キロ級の川井梨紗子、62キロ級の友香子姉妹が9日、フジテレビ系で生放送された「ジャンクSPORTS」に揃って生出演。世界最強姉妹による壮絶なケンカがあったことを明かした。
妹・友香子が至学館大を卒業して一昨年4月に上京。姉・梨紗子と同居生活が始まった。友香子は「コロナ禍でコロナ離婚された方がいたと思うんですけど私達も一緒にいる時間が長くなっちゃって、お互いイライラしちゃってケンカしてました」と明かす。
姉・梨紗子は「覚えていないんですよね。ケンカのキッカケは」と切り出し、壮絶なバトルを解説した。「私は最初は話し合いで解決しようと思ったんです。私が話していたのに友香子が背中を向けて、何を言っても無視するから、ブチッときて、やってやろうと」
続けて「背中を向けていたからこっちを向かせようと思ったんです」と背中に手をかけて自分の方に向ける仕草を披露。「そうしたら次の瞬間に『殴らないで』といって蹴ってきて、私後ろに吹っ飛んじゃって」と前蹴りのポーズで再現。「後ろに吹っ飛びました。だから実際に手を出したのはこっちなんです」と友香子を指差した。
友香子は「殴られると思って自己防衛しようと思って」と先に手ならぬ足を出したことを認めた。そして殴り合いに発展したという。
その後も仲直りはできない二人の仲介に入ったのは石川県に住む母・初江さんだった。梨紗子は「収拾付かなくて。家に2人でいて、話さないので。お母さんに電話して、『もう友香子とは無理、やっていけない』って。そうしたらお母さんも友香子から事情を聴いて、お母さんが怒っちゃって、『二人ともいまから帰ってきなさい』って。別々で帰って、お母さんを司会者にして話をしました」
それでも「仲直り?できなくて。二人ともモヤモヤして。でも練習しなきゃいけない。帰らなきゃいけないのでお互い黙ったまま隣の席に座って帰りました」と説明した。
友香子は「折れたくないです。お姉ちゃんが折れてくれるべきかなと」。梨紗子は「いつも折れるのはこっちなんだから」。五輪中ではお互いをお互いが応援し、金メダルの瞬間には涙を流したシーンも。仲のいい姉妹金メダリストに、2年前には想像もつかないバトルがあった。