元ＴＢＳでフリーアナウンサーの吉川美代子氏が１０日、読売テレビ「情報ライブ　ミヤネ屋」に出演。テレビ朝日の五輪番組を担当していた社員ら１０人が「打ち上げ」としてカラオケ店で飲酒を伴う宴会を開き、スポーツ局の社員一人が救急搬送された問題について、「バカですね」と一刀両断した。

　吉川氏は「これは…言っちゃいけないですけど、バカですね、としか言いようがないですよね。なーんで、打ち上げで…やった、やった、成功だ、（五輪）放送うまくいった、（打ち上げ）やろうぜ、ってノリですかね、それじゃあもう…」とあきれ顔。

　司会の宮根誠司も「ノリではちょっと、通用しませんよね」と戒めた。

　同局への取材によると、８日夜、東京五輪番組担当のスポーツ局社員６人、社外スタッフ４人が、緊急事態宣言下にも関わらず、都内で打ち上げ名目の飲酒を伴う宴席を飲食店で開催。９日未明に退店する際に、酔っていたスポーツ局社員が誤って店の外に転落し、足を負傷して、午前４時ごろ、緊急搬送された。

　１０人は五輪放送に関係する仕事に従事しているディレクターやＡＤらだった。