松本白鸚「ラ・マンチャの男」来年2月で終了 これまで上演1300回以上

 俳優・松本白鸚(78)が主演として1969年から1300回以上の上演を重ねるミュージカル「ラ・マンチャの男」が来年2月、東京・日生劇場の公演でファイナルとなると、製作の東宝が11日付で発表した。

 「ドンキホーテ」(セルバンテス作)を基に、劇中劇の中で見果てぬ夢を追い求める遍歴の騎士が活躍する。70年には白鸚(当時市川染五郎)が米ブロードウェーの招待を受け、全編英語でステージを務めて評判を呼んだ。これまでに1307回上演した。

 ファイナル公演は来年2月6~28日の予定で、白鸚の娘で女優の松たか子(44)らが共演する。

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