テレビ朝日の五輪番組担当のスポーツ局社員ら１０人が飲酒し、カラオケ店で社員１人が転落し負傷した問題で、このカラオケ店が公式ＨＰで「関係各所の皆様には大変ご心配とご迷惑をおかけしております事、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

　公式ＨＰによると、負傷した社員は「外階段踊り場（１階と２階の中間の踊り場）から飛び降り、怪我をされた方がいらっしゃいました」と説明。１０日から警察を中心に調査を行っているというが「現時点では事件性はないとのご報告を頂いております」とした。

　一部ＳＮＳでは施錠に関する質問もあったといい「各階から外階段及び１階公道への避難路の安全確保に問題はございませんでした」と説明。ならばなぜ社員は外階段から「飛び降りられた」のかは「関係部署が現在調査中でございます」と、転落と言う言葉ではなく「飛び降りた」としている。

　また「営業協力金に関する質問」もあったといい、この店舗はまだ協力金の申請はしていないものの「制度に基づき適切に対応致しております」と他の店舗は適切に申請しているという。

　今回はテレビ局社員の利用となったが「特定業界関係者への優先対応等に関しましても、その様な事実は見受けられません」としつつ「誤解を受けるようなことが無きよう、より一層注意喚起をさせて頂きます」としている。