テレ朝10人飲酒問題「グッド!モーニング」だけスルー 各番組謝罪も

 テレビ朝日の五輪番組担当のスポーツ局社員ら10人が飲酒し、カラオケ店で社員1人が転落し負傷した問題で、同局では、10日午後からの各情報番組や報道番組で謝罪に追われた。

 しかし、11日早朝4時55分から8時まで放送される「グッド!モーニング」では一切触れず。逆に注目されることになった。

 同番組では、同局の坪井直樹アナウンサーとフリーの新井恵理那が司会を担当。4回コロナ関連や五輪関連のニュースを報じるコーナーがあった。朝刊各紙を紹介するコーナーもあり、この日のスポーツ各紙では、テレ朝局員飲酒問題は大きく取り上げられていたが、紹介したのはバッハIOC会長の“銀ブラ”についてのみだった。

 同局では、10日の「スーパーJチャンネル」で最初に同問題について扱うと「報道ステーション」では富川悠太アナが、局の謝罪文を読み上げ、コメンテーターである共同通信社編集委員の太田昌克氏が「怒りがこみ上げてきました。絶対あってはならない不祥事」と厳しく発言。11日も「グッド!-」の次に放送された午前8時からの「羽鳥慎一 モーニングショー」でも同局員の玉川徹氏が、「恥ずかしい、怒りを禁じ得ない」などと頭を下げた。また午前10時25分からの「大下容子 ワイドスクランブル」でも大下アナが「油断とおごりがあったのではないかと私は思います」と反省の意を表した。

 それだけに「グッド!-」だけが目立つかたちになり「なぜスルー?」「グッドじゃない」と疑問視する声があがった。

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