松井玲奈「コロナは人生で一番苦しかった」動画で号泣「気持ちの浮き沈み今も激しく」
新型コロナウイルスに感染した元SKE48で女優の松井玲奈が11日、SNSで仕事再開を報告した。YouTubeチャンネルも更新。コロナ感染して感じた不安やつらさを「コロナウイルスは風邪よりもっとつらい。人生の中で一番苦しいくらいの数日間を過ごした。想像していたよりはるかに大変だった」と号泣で語った。
先月31日に、仕事関係者が感染したことで自主的にPCR検査を受診した結果、今月2日、陽性が判明したと公式ホームページで発表していた。
動画の撮影は、自宅療養中に行ったという松井は、元々ほっそりしていたが、さらに痩せたような印象。自宅でPCR検査を受けた際のことを「その前にも仕事で何回も検査を受けていたので『今回も陰性だろう』と思っていたが、夜に知らない番号から電話がかかってきたときに、サッと血の気を引く感じがした」と振り返った。
検査機関の人から「あなたは陽性者になりました」と告げられても、「無症状の人も多いので、熱が出ることや大きな症状が出ることもなく自宅療養期間を過ごすだろうと思っていた」という。
しかし、翌朝、目覚めると、喉の痛みと全身の倦怠感があり、体温も38度台まで上昇。そこから丸2日間、38・5~38・9度の熱が続き、倦怠感、喉の痛みに鼻づまりと頭痛も加わり、発熱で関節が痛く、眠れなかったという。
「普通に熱が出てもそんなことないのに、2時間以内で目が覚めてしまう状態が2日続いた。ご飯もまったく食べられなくてずっと寝たきり」眠るというより、意識が遠のくという感じだったという。
症状が回復したいまも体力の減退を感じ、「少し動くと疲れたなと体力の衰えを感じる」という。さらに「体もつらかったが気持ちもつらくて」と涙ぐんだ。「まわりにいるスタッフさんや共演者のみなさんにご迷惑がかかることが本当に不安だった。万が一のことがあったらどうしようと…。どこかでどうにかして防げなかったかという気持ちが出てきた」と涙をぽろぽろ。現在も気持ちの浮き沈みが激しく、1人の時間が多くなると考え込んでしまうと吐露した。
ワクチンは1回目を打ち終わっていたという松井。「ワクチンを打ったから大丈夫ではない」と訴え、「私だけは大丈夫ということはない。自分が思っているより、感染してしまう危険性が迫っていることを知ってほしくて動画を撮った」と呼びかけた。