「さざ波」辞任の高橋洋一氏 丸川大臣の「不要不急は本人次第」を当然視「何を今更」
嘉悦大学教授で「さざ波」発言などで内閣官房参与を5月に退任した経済学者の高橋洋一氏が11日までに、ツイッターにつぶやきを投稿。
バッハIOC会長が9日に東京・銀座を散策したことに対して丸川珠代五輪担当相が10日の会見で「不要不急かどうかは本人が判断すべきだ」と話したことにネットで驚きの声が上がっているという記事に対して「何を今更」とコメントした。
高橋氏は「不要不急というのはもともと本人判断でしょ。何を今更。日本で外出禁止というほどの私権制限は憲法改正しない以上ないのだから」と指摘。疑問視することを不思議がった。
高橋氏は、5月に国内の感染状況を「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿。さらに緊急事態宣言について「欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁(へ)みたいな』もの」と投稿。24日に「不適切表現を改める」と陳謝し、参与を辞任した。