テレビ朝日 大下アナ、玉川氏が生謝罪 社員五輪打ち上げ飲酒&転落負傷
テレビ朝日の大下容子アナウンサー(51)が11日、同局系の生番組「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜、前10・25)で、東京五輪番組担当スタッフ10人が8日夜から打ち上げ名目の飲酒を伴う宴席を都内のカラオケ店で開き、9日未明に社員が店外に転落して負傷、救急搬送された件について「テレビ朝日の一員として、この様な事態になったことを心からお詫び致します」と陳謝した。
また、「油断とおごりがあったのではないか」と推測した。
同じく「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、前8・00)では、同局の玉川徹氏が陳謝。問題点として(1)緊急事態宣言中で、飲食店には酒類販売の自粛が呼びかけられている中、番組でも行動自粛を呼びかけていた。にも関わらず、呼びかける側が多人数で宴会(2)五輪中に感染拡大を訴える立場の番組の社員が宴会(3)感染爆発し、医療がひっ迫している中、無用な負荷を医療者側にかけた-を挙げた。
司会のフリーアナウンサー、羽鳥慎一は「どの口が言ってんだという思いをされる方、ご批判、これをしっかり受け止めながら、放送をしっかり続けていきます」と述べた。
宴席となったカラオケ店は公式サイトで陳謝した。同店の関係者はこの日夕、デイリースポーツの取材に対し、テレ朝社員の転落について「2階のお店は休業中なので、そこから落ちることはありません。非常階段の1階と2階の間の踊り場から転落されたということです」と説明。「消防法によって定められているので、非常階段は施錠はしていません」と話した。