玉川徹氏「未だに大したことないと思ってる人いっぱいいる」感染爆発も「見えにくい」
テレビ朝日の玉川徹氏が12日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、都内で30代男性が自宅療養中に体調が急変し亡くなった問題について言及。災害レベルの感染拡大にも関わらず、目に見えないことから「未だに大したことないと思っている人がいっぱいいるということ」とコメントした。
番組では自宅療養中の1人暮らしの男性が容体急変で亡くなったというショッキングなニュースを取り上げた。
玉川氏は厚労省アドバイザリーボードの脇田隆字座長や、スタジオ出演の北村義浩氏らが「災害といっていい状態」としていることに「私もまさにそういう風に思っている」とコメント。
だがその“災害”は「見えにくい。他の災害と比べて外を見ても、災害の様子は何も見えない訳ですよ、地震や水害と違って」とリアルに感じにくいとも指摘。「今、東京では1000人に1人が感染するぐらいの状況になっているんですが、1000人に1人って、身近でそれほど出てくるのかっていうと、そこまでではないんですよね」とも語った。
「逆に言えば、身近な人が大変な目にあいましたと現実問題、耳に入ってくる状況っていうのは100人に1人、50人に1人となって初めてなのかもしれませんね」とも述べ「そうなると、そんな状況はとんでもない状況、感染状況としては」と多くの人が危機感を感じるときには、感染が大爆発しているときだと訴えた。
現時点では「身近でリアルに災害の実感が伝わるかといったら、伝わらない」「いまだにやや大したことないと思っている人がいっぱいいるというのは、そういうことだと思います」とも語っていた。