河村市長 あすハラスメント講習会「認識が甘いなら甘いのかも分かりませんけど」
名古屋市の河村たかし市長(72)が12日、名古屋市役所で会見。東京五輪ソフトボール日本代表・後藤希友投手(20)=トヨタ自動車=の金メダルを噛むなどした一連の問題について「ゴールドメダリストへのリスペクトに欠けとった」「行きすぎた発言がございまして、深く反省しております。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
河村市長は今月4日、表敬訪問した後藤選手のメダルを断りもなく突然噛んだほか、「できゃ~な」「あんた」「女のソフトボールやっとるやつは」などと発言。「是非、立派になっていただいて。ええ旦那をもらって。恋愛禁止かね?」などとセクハラとも受け取れる発言を連発し、市役所に批判のメールや電話が殺到。市長として出席する予定だったイベントを欠席するなど波紋が広がっている。
「行きすぎた発言」については、「リラックスしていただくために言うんですけど」と釈明。セクハラだったとの認識はあるか?との問いには「まぁセクハラだと思った場合は言いませんので、私は。まぁ認識が甘いなら甘いのかも分かりませんけど、そう受け取られることもありますんで、言わんようにするし」と話し、「明日もハラスメントの講習会をやってくれるそうだし」と13日にハラスメント講習会を受けることを明かした。
また「若い人が来ると『彼女おるかね?彼氏おるかね』と言いますと、一気に若い子の場合はリラックスして。小さい子にも『大好きな女の子おる?』とか言うと、みんな喜びますわな」と“河村たけし理論”説明。「セクハラ…そういう意識はなかったんですけど、今後は言わない、と」と話した。