稲川淳二 「たのしい!おばけ ゆかいな!おばけ」テーマに作品募集 パラ芸術家支援
タレントで怪談家の稲川淳二(73)が今年、パラアーティストの育成サポート企画「稲川芸術祭」を立ち上げ、このほど千葉県内で経過を報告した。
本年度の募集テーマは「たのしい!おばけ ゆかいな!おばけ」で、9月23日に受賞者発表と表彰式を実施。全作品が掲載された画集を参加者全員に贈り、国立国会図書館に寄贈する予定だ。
稲川は応募作品に「とっても自由だし、見ていて本当に楽しくなりますよね」と笑顔。この活動を持ちかけてきた友人から、実際にいろいろな作品を見せられて「こんなにすごい作品を皆さんに絶対に見せなきゃいけない」と思ったという。
次男・由輝さんも生まれつき障がいがあり、8年前に26歳の若さで死去。稲川は「こういう作品を見るとすごくうれしくて、今でも息子が私のそばにいてくれるような気がしましてね」と涙した。
なお、最優秀作品賞の記念品は緑のちゃんちゃんこ。「私と言えばやっぱりちゃんちゃんこ」と話していた。