TBS謝罪文書 張本氏「嫁入り前」発言 「本来であれば番組内で対応すべき」

 TBS
 張本勲氏
 鳥取県庁で張本勲氏の発言を批判する平井伸治知事
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 日本ボクシング連盟は12日、TBS「サンデーモーニング」から、謝罪文を受け取ったと発表した。東京五輪ボクシング女子フェザー級で入江聖奈選手(20)が日本女子初の金メダルを獲得したことに絡み、8日の同番組で野球評論家の張本勲氏(81)が「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」などと発言。同連盟がTBSに訂正を求める抗議文を送付していた。

 TBS側は番組プロデューサー名義の文書で、「本来であれば番組内で対応すべきでした」と謝罪。張本氏のコメントも記載され「今回の私の発言は言葉が足りませんでした。入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています」としている。

 これに先立ち、入江選手の地元、鳥取県の平井伸治知事は、「地元として決して看過できない」「(発言は)到底理解できない」と述べていた。

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