尾木直樹氏 感染症のリーダーの言葉に「がく然」、今頃言うのか
教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が13日、ブログを更新し、「感染症のリーダーたち」の発言について「この一両日の一部分の発言を耳にすると愕然とします」と心境を投稿した。
尾木氏はブログのタイトルを「心底困った人達ーー『自己責任論』『人流5割論』」とし、「感染症のリーダーたちの焦りやイライラ、ストレスは理解できますが 『自分の命は自分で守る』とか『人流5割削減』『打つ手が見つからない』『災害級の感染爆発』 などなど、テレビでは一部が切り取られていることを差し引いても 【それを今頃、あなたの立場で言っていいんかい!?】・反省、総括的思考が出来ないのでしょうか?」と投稿。
さらに尾木氏は「政治家さんは沢山の【大人の事情】を抱えていますから的確な判断と決断が出来ない宿命を負っていますが 科学者はあくまでも科学に徹して欲しいのです この一両日の一部分の発言を耳にすると愕然とします」とがっかりしたことを記した。
「今や与野党を問わず叡智を集めてデルタ株を封じ込める総合戦略を立てて闘うべきではないでしょうか? せめてTV番組が一つの展望を示して欲しいですね ラジオは単刀直入に斬り込んでいるようですね」と記した。
尾木氏はまた「今日のバイキングは力を感じました」とフジテレビ系の番組に触れ、「やはり野々村真さんの感染のことがあるからなんでしょうか? 応援したくなりました メディアも勝負どころ 弱い市民によりそい展望示して欲しいですね みなさん諦めないで自己責任論を吹き飛ばして繋がり合いたいですね どうでしょうか?」と記した。
政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は12日の会見で「昼夜を問わず東京都における人流を7月前半の5割にする必要がある」などと提言した。