NMB最後の1期生・白間美瑠、涙の卒コン 後輩に「人生は気合や」 さや姉らも来場

 NMB48の最後の1期生、白間美瑠(23)の卒業コンサート「NMB48白間美瑠卒業コンサート~みるるん、さるるん、ありがとう(ハート)~」が15日、大阪城ホールで行われた。白間は卒業シングルとなった「シダレヤナギ」などを全力でパフォーマンス。山本彩ら同期のOGメンバーも駆けつけた。

 山本とは「Bird」を、渡辺美優紀、吉田朱里とは「投げキッスで撃ち落とせ!」を披露。苦楽をともにした仲間の来場に白間は「安心感あった。アタマから緊張してたけど、1期生のみんなの顔見たら顔がフニャフニャになった」と笑顔を見せた。

 アンコールでは白いドレスで登場。12歳で加入した11年前を「毎日、お姉ちゃんメンバーについていくことで必死でした」と振り返り、ダンスについて行けず、後列で踊っていればいいと腐ったこともあったと告白した。それでも、握手会や手紙で「美瑠のセンターが見たい」「美瑠ならできる」の声で奮起。「レッスン場に住んでるのか」といわれるまでの練習の虫に変わったと明かした。

 そして、これまでの感謝の思いを口にした後、今後も大好きな歌って踊ることをはじめ、さまざまなことに挑戦すると力強く宣言。ファンを笑顔でいさせ続けると約束し、『指切りげんまん』をした。

 笑顔であいさつしていた白間だが、後輩メンバーへ言葉を送る際には涙を流した。「11年間、一緒に走り続けてくれてとっても幸せでした」というと、「人生は気合や!気合があれば絶対、何でも乗り越えられるから、みんな頑張って」と呼びかけた。仲のいい加藤夕夏から手紙を読み上げられた後、現役メンバーと同期の22人とともに「卒業旅行」を歌い上げた。

 その後、白間を加えて1期生が整列すると、山本が代表してこれまでの応援に感謝の言葉を述べた。約11年のアイドル生活に区切りをつけた白間は「NMB48で過ごした時間は私の人生にとって、とってもとっても大切な宝物です。本当にありがとうございました」と思いを伝え、退場した。

 すべての楽曲が終わったと思われた後、白間が大好きというクレヨンしんちゃんが登場。しんちゃんに呼び込まれると、再び現れて「ワロタピーポー」をパフォーマンスした。しんちゃんから「みるるん、ご卒業おめでとございますぅ」と祝福されると、「ありがとうございますぅ」とものまねで返した。

 最後は「本当に、本当に、本当にありがとうございました」と絶叫した後、メンバーとグータッチ。「11年間、本当にありがとうございました。皆さんの笑顔を私の人生をかけて守り続けます。ありがとうございます。気をつけて帰ってね。ご飯、いっぱい食べるんやで」と笑顔でメッセージを送った。

 白間は2010年にグループに加入。14年発売の10作目シングル「らしくない」で矢倉楓子とともに初のセンターを務めた。選抜総選挙では14年に43位で初ランクイン。以降は15年が34位、16年は24位と順位を上げて17年に自己最高の12位で選抜入り。18年は20位だった。

 なお、白間の卒業コンサートは当初、5月30日に予定されていたが、コロナ禍で延期されていた。

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