西野七瀬 役作りで髪をブリーチ 広島ぶらりも誰にも気づかれず
女優の西野七瀬(27)が16日、大阪市内で映画「孤狼の血 LEVEL2」(20日公開)の舞台あいさつを白石和彌監督(46)とともに行った。
髪をブリーチし、色むらのある大胆なプリンヘアーでスナックのママ・近田真緒役を演じた西野は「見慣れていたので(髪の色を)戻すのがさみしかった」と惜しんだ。広島を舞台にした同作品は同県内でロケが行われ、七瀬は撮影の休日にも東京に帰らず現地に残り、散歩などを楽しんだという。
役柄の髪色のまま、呉市の大和ミュージアムを訪れたことを明かした西野は「誰からも気づかれませんでした。のんびり気楽でした」とブリーチ効果を楽しんでいた。
大阪出身ながら、方言指導の特訓を受け広島弁をマスターした。西野は「大阪と広島は同じ西だから、イントネーションは同じかなと思っていた。音声データを聞き“あれ、全然違う”となった」とセリフに苦労したという。
白石監督は「最初は不安そうだったが、特訓を経て言うことなしになった。西野さんの広島弁が一番いいですね」と太鼓判。呉出身の司会者からも“ネイティブばり”と絶賛され、満面の笑みを浮かべていた。