雨上がり解散「アメトーーク!」は存続 蛍原は降板志願も宮迫が説得
芸能界を揺るがした「闇営業」問題から約2年、コンビ復活はかなわなかった。蛍原徹(53)と宮迫博之(51)によるお笑いコンビ「雨上がり決死隊」が17日、解散した。蛍原が所属し、宮迫が2019年まで所属していた吉本興業から発表された。2人はそれぞれ活動を続け、蛍原は吉本所属のまま。この日、ABEMAと吉本興業公式YouTubeチャンネルで配信された「アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会」に2人で登場し、宮迫は涙を禁じ得なかった。
テレビ朝日系「雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!」(木曜、後11・15)は、現時点では存続することも発表された。番組名は前半部分を取り、「アメトーーク!」が正式名称になる。
蛍原は解散決定時にこの番組だけは降板すると主張、宮迫が必死に説得したという。蛍原は「宮迫さんのおかげで今の僕がある。解散して僕だけ残るのは違うんじゃないか」と真意を明かした。
宮迫は「話し合い後半は『アメトーーク!』をやめないでくれという説得が長かった。僕らの初冠(番組)であるけど、今は若手芸人の目指す場所であるから、そこだけはなくさないでほしい」と強い思いを語った。