東大卒初の真打ち・春風亭昇吉 母校・東大安田講堂で昇進披露「夢がかないました」

 5月に東大卒業生で初めて真打ちとなった落語家・春風亭昇吉(41)が18日、母校の東大安田講堂で「真打昇進披露落語会」を開催した。

 コロナ禍で無観客のオンライン配信となったが、昇吉は「感謝の気持ちでいっぱいです。夢がかないました」と感無量。在学中の2006年に全日本学生落語選手権「策伝大賞」で優勝し、07年には第1回東京大学総長大賞を受賞。卒業式では当時の副学長から「真打ちになった時には、この安田講堂で披露公演をやってもらいたい」と言葉をかけられたといい「厳しい前座修行中も、この安田講堂で真打ち披露をすることを目標に頑張ってきました」と感慨をにじませた。

 昇進披露には「策伝大賞」で審査委員長を務めた桂文枝(78)、同じ事務所に所属する立川志らく(58)、師匠の春風亭昇太(61)が出演し、口上も述べた。そうそうたる顔ぶれに、昇吉は「ありがたいことで口上、私の夢だったんです。志らく師匠、うちの師匠の昇太、文枝師匠。志らく師匠は一番尊敬しているんです。私は文枝師匠のおかげで落語家になれた」と感謝した。

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