藤井二冠の勝負メシ、師匠が驚いたのは「ぽんきし」 対局で初物「勇気ある」
将棋の藤井聡太二冠の師匠である杉本昌隆八段が19日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、藤井二冠が9日の叡王戦で頼んだ昼食について「すごい」「私にはできない」と驚きの声を上げた。
この日、藤井二冠は豊島将之竜王との王位戦を対局中。藤井二冠の対局日には特集を組む「ミヤネ屋」だが、この日も杉本八段を迎えて大きく取り上げた。
番組では杉本八段が藤井二冠の昼食を予想する“勝負メシ”が話題。杉本八段が勝負メシを当てると弟子が負けるというジンクスが続いており、この日も杉本八段は肉、タマネギなどを炒めた「ダイナマイト」という料理と「バターライス」と予想するも、藤井二冠が頼んだのは「みそ煮込みうどん」と見事に外してしまった。
そんな“勝負メシ”の中で、杉本八段は9日の叡王戦で藤井二冠が注文した料理に注目。地元・愛知県での開催だったが、「ぽんきし」と呼ばれる、すっぽんのスープにきしめんを入れた郷土メシを注文。藤井二冠は「初めて食べた気がしますけど、おいしく頂きました」と語っている。
この昼食に杉本八段は「対局のお昼ご飯で、初めてすっぽんを頼む勇気ある棋士は藤井二冠ぐらいじゃないかなと。ちょっと頼めないですよ」と驚きの表情。食べ慣れない物を食べ、体調を崩すことを警戒し「人によっては対局の前日ですら、いつもとは違う物は食べないと決めている方も割とたくさんいらっしゃいますから」と説明した。
それでも“初物”を平然と注文する藤井二冠に「すごい。私は絶対出来ない」と目を丸くしていた。