千葉真一さんコロナ死 7月に食事した友人「すごく元気だった 信じられない」

千葉真一さん(2018年6月17日撮影)
2019年11月7日、自身の「芸能活動60周年記念祝賀会」に出席した千葉真一さん
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 俳優の千葉真一さんが19日、午後5時26分、死去したことが明らかになった。82歳。新型コロナウイルスに感染し入院していた。女優の野際陽子さんと1973年に結婚し94年に離婚。長男の新田真剣佑や次男の眞栄田郷敦も俳優として活躍している。

 7月に都内で食事をしたという旧知の友人はデイリースポーツの取材に「すごく元気で多くの話をしていた。信じられない」と語った。

 福岡県出身。日体大から1959年に東映ニューフェイスに合格し入社。1968年にテレビドラマ「キイハンター」に主演し当たり役となった。

 アクション俳優として地位を確立しながら、1970年にはジャパン・アクションクラブ(JAC)を設立。アクション俳優やスタントマンの育成にも貢献し、真田広之らを育てた。

 1979年には映画「柳生一族の陰謀」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を獲得。83年「里見八犬伝」などにも出演した。

 1990年代には米映画「エイセス」に出演したのをきっかけに海外進出。2003年にはクエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」に出演するなど活躍した。「サニー・チバ」の愛称で親しまれた。

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