田中ケロがコロナでICUに 自宅療養中に連絡取れず 声優の娘が発見 元新日本リングアナ
新日本プロレスの名物リングアナウンサーとして活躍した田中ケロ(62)が新型コロナウイルスに感染し、都内の病院に入院していることが19日までに、分かった。重症化して集中治療室(ICU)で投薬治療を受けている。事務所がツイッターなどで公表した。娘の声優・田中音緒(24)もこの日「集中治療室にて懸命な治療を受けております」とツイートした。
ケロさんは7月31日に陽性判定を受け、保健所の指示のもと自宅療養していた。音緒によれば、8月8日に保健所からケロと連絡が取れないと伝えられ「自宅に向かったところ意識が無い父を見つけました」という。ケロは病院に搬送された。
ICUでは投薬により眠っている状態で家族も直接対面などはできず、2人の娘が医師から定期的に電話報告を受けている。感染の数日前の健康診断の結果は特に問題はなかったという。
音緒は「今私にできることは、感染に気をつけながら元気に健康に生きていくことです」と気丈につづり「願わくば父が一日も早く回復できますように。パパ、帰ってきたらテレビ見ながら夜ご飯一緒に食べようね」と病床の父に呼びかけた。
ケロは一時、宮城県に拠点を移していたが、現在は東京で活動していた。