舞台・鬼滅に出演 高石あかり「『禰豆子ちゃんじゃない』と言われないように」

 舞台「鬼滅の刃 其ノ弐 絆」が、20日に大阪公演初日(梅田芸術劇場で22日まで。27~31日=東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN)を迎える。主人公・竈門炭治郎の妹、禰豆子を演じるのが、女優の高石あかり(18)だ。昨年の第1弾からの続投となる。

 人気作ゆえのプレッシャーはないというが、「知り合いのお子さんが禰豆子ちゃんの竹をくわえた(コスプレ)写真を、見せてもらったことがあって。その子が私のお芝居を観て、『禰豆子ちゃんじゃない』と言われないようにしようと思いました」と肝に銘じる。原作漫画と同様にセリフは少なく、「体で表現するのを大事にしてます。禰豆子ちゃんの手がペンギンのようなので、それをするだけで禰豆子ちゃんが寄り添ってくれる」と役作りを明かす。

 幼い頃からの夢をかなえて、今がある。保育園の時に撮った動画には、「女優さんになりたい」と話す高石が映っている。小学6年で受けたオーディションをきっかけに芸能界入り。19年から女優業を本格始動させた。

 演技中、“ゾーン”に入ることがあるといい、「糸が切れたように自分の存在がなくなって楽しいんですけど、そういう感覚はたまに。コントロールできるようにならないと」と次のステップへ課題は見えている。公開中の映画「ベイビーわるきゅーれ」では念願の初主演を務めた。「エンドロールの最初に名前が出るのに、ふさわしい女優にならないといけない」。まだまだ発展途上。理想へ少しずつ近づいていく。

 ◇高石あかり(たかいし・あかり) 2002年12月19日生まれ。宮崎県出身。160センチ。14年にオーディション「キラチャレ」で入賞し、芸能界入り。16年にダンス&ボーカルグループ「a-X’s(アクロス)」のメンバーとしてデビュー。18年に卒業。19年から女優業を本格的にスタートさせる。公開中の映画「ベイビーわるきゅーれ」で、スタントウーマンの伊澤彩織とダブル主演を務めている。

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