Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚの戸塚祥太（３４）が１９日、東京・Ｂｕｎｋａｍｕｒａシアターコクーンで、主演舞台「フォーティンブラス」（２９日まで）の初日を迎え、共演の内博貴（３４）らと会見した。

　１４日に亡くなったジャニーズ事務所名誉会長の藤島メリー泰子氏（享年９３）を追悼。戸塚は「間違った時に愛のあるお叱りをして下さったり、Ｊｒ．に入ったばかりの頃に先輩のバックで踊っていて褒めてくれた」と感謝し、「ジャニーさんと一緒に僕たちを見守ってほしい」と天を見上げた。

　同じジャニーズ所属の内は「焼き肉行くとすごい量のお肉を頼んでくれた。東京のお母さんのような存在」とメリー氏の人柄を述懐。開幕前日の立ち回りでけがをしたという目を指さして「これで済んだのはメリーさんが守ってくれたからじゃないか。見守ってくれていると感じている」と“母”への思いをかみしめた。

　シェークスピアの名作「ハムレット」に登場する脇役にスポットを当てた舞台で、同い年の２人が共演。戸塚に「スイッチの入った内の姿を同じ板の上で見られる。圧倒的主役感がある」と褒めちぎられた内が「やめてくれ！やりづらい！ハードル高くなってるから！」と返すなど、息ピッタリのトークで会見を盛り上げた。