さんま 機能性発声障害のモー娘。小田さくらに助言「まだ22歳、失敗して当たり前」
モーニング娘。’21の小田さくらが21日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演した。19日に機能性発声障害でコンサートでの歌唱をセーブすると発表された小田は「声帯自体の異常ではなく、苦手な音とか母音とか過去に失敗したパートになると、ちょっと力んじゃってノドがクッてしまる。歌に関して苦手意識が強くなってしまう」と説明。
モー娘。の“歌姫”に対し、MCの明石家さんまは「そこまで歌のことを考えてるのか」と感心した上で、「脳から命令が行ってしまってるんだ」と気遣った。小田は「私は失敗するイメージをもたれていないというか、“歌姫”っていうワードがついているので。1回失敗したら、すごい言われるんだろうなって。小田ちゃんも失敗するんだって実際、言われるので」と告白。
さんまは「言われてもいいやないか。22歳がまだ。失敗して当たり前やからな。人生なんて」と助言。小田は「声変わりみたいな時期に今までなかったような失敗が続いちゃったりとかして。あと、コロナ禍でコンサートの形が変わったので。つんく♂さんの曲を歌う機会が減っちゃったりとかして」と理由を挙げた。
さんまが「繊細やねんな」と言うと、小田は「(今まで)あまりなかったんですけど、気持ちより先に体に故障が出るタイプ。気持ちで何も落ち込んだりしないんですけど、気づいたときには体に何かが起きてるっていうのが多くて。皮膚が荒れたりとか。自分の頭の危機管理能力はポジティブ過ぎて」とした。
さんまは「これは脳を入れ替えなしゃあない。入れ替えたろか?オレの脳、楽やで」と申し出た後、「性格やからな。何人も近い人と接してきたけど、これはアドバイスできないねん」と降参。それでも、「思い切り泣くことも必要みたいやで。わざと。泣ける映画を(見たり)」と声をかけた。
小田が「9年目で初めてこういう状況になって、自分でもまだ知らない部分があったんだな」と前向きにコメントすると、さんまは「まだ22歳やろ。66歳まで生きてみい。知らんことだらけや」と明るく話した。さらに、「プレッシャーをそんなに感じることない。そんなに大したことない。我々も全員。そんなプレッシャー感じる大物ではないわ。それだけは言うといてあげるわ」と指摘すると、小田は「ありがとうございます」と返した。