仁鶴さん死去 芸能界に感謝の声 さんま「吉本を創った」小朝「フルスペックの噺家」

 落語家・笑福亭仁鶴さんが17日に84歳で死去していたことが20日に判明。落語界をけん引してきた重鎮の旅立ち。タレントの明石家さんま(66)は21日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、悼んだ。

 さんまは吉本興業ホールディングスの大崎洋代表取締役会長からの連絡で17日に訃報を知ったという。仁鶴さんについて「いまの吉本を創ったといってもええぐらいすごい人。やすきよ、三枝、仁鶴という人が引っ張って。アイドル的人気で仁鶴師匠が出て来たら、天井落ちるんちゃうかなと思うぐらい沸く。いまのNGKが。ピンであれだけの大爆笑をとる人は出てこないと思う」と絶賛した。

 また、自身が売れたきっかけを仁鶴さんが出演していた読売テレビ「爆笑三段跳び」という番組の前説と告白。後になり「『仁鶴師匠の三段跳びで鍛えられて、前説で会社に認められてあいつら売り出そうとなったから本当は仁鶴師匠のおかげなんです』と伝えたら、『覚えてくれてたか』と言われてうれしかったのを覚えていますね」と振り返った。

 また、落語家・春風亭小朝(66)はブログを更新。「師匠には六人の会が主催した東西落語研鑽会や大銀座落語祭、そして番組でもお世話になりました」と感謝。「個性的な顔と声を天から授かりました。そこへ人気と顔芸と間の良さが加わるわけですからまさにフルスペックの噺家」としのんだ。

 読売テレビの「大阪ほんわかテレビ」で共演していた間寛平(72)はツイッターで「仁鶴師匠が亡くなられました。すごく淋しいです。今までいろいろお世話になりました。泣いてます」と明かし、かつみ・さゆりのさゆり(52)はインスタグラムに仁鶴さんとのツーショットを掲載。「師匠 ありがとうございました」と深い感謝の思いを寄せていた。

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