杉村太蔵 与党5人会食「全く問題ない」に、爆問・太田が反論「発信する側は違う」
TBS系「サンデー・ジャポン」が22日、与党の幹部5人が会食した問題を取り上げ、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(42)が「全く問題ないと思ってた」と持論を展開。MCの爆笑問題・太田光が「発信する側はやっぱりちょっと違うと思う」と反論した。
番組では、自民党・二階俊博幹事長、公明党・石井啓一幹事長ら与党の幹部5人が会食。政府は食事に関しては家族か4人以下でと呼びかけている事を問われた公明党・高木陽介国対委員長は「会食じゃなくて基本的に2幹2国(自公の幹事長・国対委員長)の打ち合わせ。その前にそれぞれ昼食を“黙食”でとった、そういうことです」と説明した映像を流し、高木国対委員長はその後「国民に誤ったメッセージを与えてしまい、申し訳ありません」と陳謝したことを伝えた。
スタジオで糾弾ムードが高まる中、杉村は敢然と「僕なんかは全く問題ないと思ってたわけ。結局ね、今スタジオでも10人ぐらいいますね。ここに、じゃあお弁当が入ったからといって、どれほど感染対策のリスクがガーンと上がるのかと。これで酒飲んでやってたとしたら、今の基準に外れるかな。(5人の会食は)見るとパーテーションでそれぞれに仕切られていて、距離を取っていて、最初食事して打ち合わせと。これは僕でも正直やってますしね」と、異を唱えた。
「何で私たち我慢強いられてるんだって言うけど、これは単純に感染したら大変ですよと。今なかなか病院行けなくなりますよ、もうそれぞれ自分たちの判断になってくるというか」と続けたところで太田が割って入り「オレは一般の人が5人か6人で黙食をしたとしても、それはそれほど…マスコミはそこもわりと責めるじゃない。だけど一般の人は、感染対策をしてればオレは大丈夫だなと個人的には思うんだけど、発信する側はやっぱりちょっと違うと思う」と反論。
太田は「政治家があれをやって政治家を責める、政治家を責める人は一般も責めるってなっちゃうから。一般の人はそこまで責められることじゃないと個人的には思うんだけど、政治家はやっぱりやってほしいと思うね」とも話し、発信する側の責任を強調した。