藤田ニコル パラ観戦巡り力説「大人の特別を押しつけ過ぎ。子どもの特別は修学旅行」
モデルでタレントの藤田ニコル(23)が22日、TBS系「サンデー・ジャポン」に生出演。24日に開幕するパラリンピックを子どもたちに観戦させるべきかさせないべきかの議論で「大人の特別を子どもたちに押しつけ過ぎかな」と発言し、子どもたちの特別は修学旅行だと強く主張した。
番組では、19日に都県境を越える修学旅行の中止または延期を求めた東京の小池百合子知事が、一貫して「はっきり言って感動しますね。子どもたちには見せてあげたい。希望されるお子さんが実際にパラリンピアンの姿を見ることはやはり教育的な価値は高い」などとパラリンピック観戦の意義を訴えていると報道。
丸川珠代・東京五輪パラリンピック担当相も20日に「次の時代を生きる子どもたちが自分たちの秘める可能性に気がつき、また多様性を認め合える心を育んでいただければと考えております」と支援する姿勢を示したが、政府分科会の尾身茂会長は19日の参院内閣委で「オリンピックとの開始の時期とパラリンピックの開始の時期を比較すると、今の方が状況はかなり悪くなっている。そういう中で観客を入れるというのはどういうことかっていうのは、考えていただければ当然の結論になると思います」と懸念を示したことも報じた。
意見を求められた藤田は「見れたらうれしいですけど、何か大人の特別を子どもたちに押しつけ過ぎかなーと思って。子どもたちの特別は修学旅行とかそういう方が思い出に残るし、思い出しても私も修学旅行楽しかったですし。4年に1回のイベントと、一生に一回しかないイベントってなったら、修学旅行(が中止・延期で)かわいそうだなと思いますね」と自身に置き換えて力説した。