辛坊治郎氏 太平洋往復横断し今後に言及、政界進出“否定”も「求められたら何でも」

到着し涙ぐむ辛坊治郎氏
到着した辛坊治郎氏
到着した辛坊治郎氏
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 ヨットで太平洋を往復横断中のキャスター、辛坊治郎氏(65)が24日の午前9時19分、大阪に到着。往復約2万キロ、日本出発から137日目で、ついにゴールの瞬間を迎えた。

 港には歓迎の花火も打ち上げられる中、辛坊氏は、涙を拭いながら「もう少し、淡々としようと思っていたんだけどね」と照れ笑い。「これだけはハッキリ言います。無謀です!!オススメしません!!」と笑わせるなど、いつもの辛坊節で万全をアピールした。

 辛坊氏は、今年の4月9日に大阪を出発し、ヨットでの太平洋単独無寄港横断に挑戦。日本時間の6月16日に米・サンディエゴに到着し、悲願を成就させた。7日間の休養と船体整備を経て、復路もヨットで太平洋を横断し、大阪を目指していた。

 航海を終え、今後について問われた辛坊氏は「生きるとか死ぬとかを考え続けてきたんですよ」と切り出し、ウワサされている政界進出について「あとMAXで活動できるのは10年しかないだろうという感覚。そうすると、やりたいことの優先順位の中に政治とか、そういうのはないです」と否定。

 その上で「こういうことを言うと、また騒ぎになるんですけど、残された10年、世の中のために何か役に立つことができて、求められたら何でもさせてもらいます」と含みも持たせた。最後には「あれ、オレなんか人格が変わっちゃってるな」と笑わせていた。

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