片岡愛之助 GOEMON演じ10年「6回、7回、10回と勤めたい」
歌舞伎俳優・片岡愛之助(49)が24日、都内で行われた大阪松竹座十月花形歌舞伎「GOEMON 石川五右衛門」(10月5~27日)の製作発表に、共演の今井翼(39)らと出席した。
石川五右衛門がスペインの宣教師の血を引いていたという設定で、歌舞伎とフラメンコのコラボも見どころの人気作。11年の初演から五右衛門を演じる愛之助は「今回で5度目ということで、再演されるのは本当にうれしいこと。結構、体もキツくなってきましたけど、6回、7回、10回と勤めたい」と喜んだ。
3度目の共演となる今井とは気心の知れた間柄になった様子。行きつけの美容室が同じで、同じ日に先に訪れていた今井から置き手紙をもらったエピソードを披露し「なかなか今、手紙って少なくないですか。真面目さというか思いというか、熱いものを感じてすごくうれしかった。すぐ電話させてもらいました。熱い男ですね」と絶賛。今井は「好きだと思う方には、ちょっとしたメモやお手紙を書くことを大事にしたいので」と笑顔で応えていた。