パラ開会式でも密に 国立競技場周辺 ビール缶を手に見守る人も
東京パラリンピックの開会式が、24日午後8時から国立競技場(東京都新宿区)で行われた。
8日に行われた東京五輪の閉会式では、あまりの人の多さに急きょ交通整理が行われ、現地は大混乱となった。この日は最初から交通規制が敷かれ、警察官が大量に配置された厳戒態勢で、大きな混乱は生じず。競技場近くの五輪マークのモニュメントにも一般市民は近づけなかった。
東京五輪ほどの人出にはならなかったが、演出の花火などを写真に収めようと外苑西通り沿いには約800人が集まり、ビール缶を手に見守る人もいた。都内在住の40代男性は「仕事後に来た。コロナ禍で不安もあったが、記念なので撮影に訪れた」と話した。