２４日に行われた東京パラリンピック開会式で注目を集めたタレント・はるな愛が２５日、レギュラーを務めるカンテレ「報道ランナー」にリモートで生出演。いじめ問題についてコメントした。

　中学時代にいじめに遭い、「（自分は）本当に必要じゃないんじゃないか」と悩み、「自分で何度か命を絶とうと思ったこともあった」と明かした。

　男として生まれ、「自分の性」に悩み、誰にも打ち明けられずに悩んだ小、中学時代。両親がスナックを経営しており、共働きだったため、なるべく心配をかけたくない、と「いじめられてることは言えなかった」という。

　中２の時、親のスナックに来ていた客が、「同じような人がいるよ」とニューハーフの店に連れていってくれたことが、人生を変えた。

　「“おねえさん”に出会って。『次から楽屋においで』って言ってくれた。楽屋でおねえさんと話すことで、自分のことを言える人がいる…と、私の居場所が見つかった気がして。そこから、いじめのターゲットではなくなったんですね。不思議なことに。なんか、居場所を見つけたのが自信になったのかな」と話した。