元フジ露木茂アナ 腎臓がんで摘出手術を公表「左の腎臓を全部とりました」 昨春に
元フジテレビでフリーアナウンサーの露木茂(80)が27日、「徹子の部屋」に出演。昨春、腎臓がんが見つかり、手術で左の腎臓を摘出したことを明かした。結婚57年を迎えた元テレビ朝日アナウンサーの妻・和子さんとともに出演し、初めてがんを公表した。
これまで「自分の個人的なことはあまりする(話す)つもりはなかった」と説明した。
露木は昨春、盲腸(虫垂炎)の手術で入院し、退院前日、念のためにとCTスキャンをとったところ、腎臓のあたりに腫瘍があり、その後、腎臓がんと判明した。病室が空くのを待って、昨年5月に入院。「左の腎臓を全部とりました」と穏やかに明かした。8時間に及ぶ手術だったという。
昨年3月に志村けんさん、同4月に岡江久美子さんが、同5月に外交評論家・岡本行夫さんが新型コロナウイルスで相次いで亡くなり、「一緒に仕事した人やお知り合いの人が続々、コロナで亡くなっていくので…、あれは嫌なもんですね。入院しててニュースを聞くのは」と振り返った。
コロナ感染の恐怖と闘いながらの入院は「ひょっとすると大変なことになるかもしれない」と不安だったという。
術後は体重が10キロほど減ってしまい、「去年の今頃はヨタヨタしてました」というが、「転移もないし、今は(手術)前に戻ったかな。なんとか回復しました」と笑顔を浮かべ、報告した。