吉村知事 大阪に「1000床単位の野戦病院」 コロナ対応で阪大病院と連携へ

 大阪府の吉村洋文知事が28日、読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ」に出演し、府内に「1000床単位の野戦病院」を作る計画を表明した。

 感染者が増え続け、自宅療養患者も多いことから、全国的に「野戦病院」の必要性も叫ばれる事態となっている。吉村知事は「野戦病院はいろんなところで言われている。課題も多い。大阪ではホテル療養も今で6000室。これを9月に8400室に増やす。これはある意味、海外で言う野戦病院に近い」と療養ホテルを増やす計画を説明した。

 さらに「大阪で野戦病院を作る方針を判断した。1000床単位の野戦病院を作りたい」と明かし「コアになる医療で、阪大病院に相談している。コアになる医療従事者、監修、ディレクターのような人をお願いして、それ以外はいろんなところからお願いしていく」と計画を示した。「問題は医療従事者の確保が難しいこと。できない理由を言い出したらキリがないが、これだけ感染が広がっているので、できる医療を考える」と、論議はあっても現状を考えればスタートすべきと説いた。

 場所についてはインテックス大阪の一部を考えているとし「これは大阪市の範囲になるので、松井(一郎大阪)市長にお願いしている。できるだけ早く取りかかる決断をしたので、ベッドや医療従事者の確保とか課題は山積だが、やることをやらないと。自宅で亡くなる人を減らす」と説明した。

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