浅丘ルリ子、女優一筋も唯一の悔い 声震わせ「1人でもいいから子供がほしかった」

 浅丘ルリ子
草刈民代のインスタグラム@tamiyo_kusakari_officialより
2枚

 女優の浅丘ルリ子(81)が29日、フジテレビ系で放送された「ボクらの時代」に出演し「子供がほしかった」と赤裸々に思いを明かした。

 この日はテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの郷」で共演した女優・風吹ジュン(69)、草刈民代(56)とのトーク。浅丘から「もう、お母さん役やってる」と尋ねられた風吹は「お母さん超えました。おばあちゃん(役)です」。続けて「実際、おばあちゃんですし。4人、孫がおりますので」とはにかんだ。

 ここで浅丘は「いいなー」としみじみ。うつむきながら「あたし、1人だけでもいいから子供がほしかった。それだけが悔やまれてならない」と告白した。風吹に「悔やみますか?」とあらためて尋ねられると「悔やんでます」と言い切った。

 風吹は「そういう生き方もすてきだなって」と肯定した。浅丘は「本っ当に女優一筋だから。ほかのこと何もやってないから『何だろう、これは』と思って。66年ですけど、この世界に入って。本当に波瀾(はらん)万丈っていうのが全然ないんです」と順調すぎる女優人生を振り返った。

 「14歳から、とっても何かうまい具合に来させていただいたんですね。それがなんて幸せなんでしょうと思って。だから私生活の中で、一番残念なのは1人でもいいから子供がほしかったな…」とわずかに声を震わせながら語った。

 また、元夫の俳優・石坂浩二からは、1971年に結婚した時に「あなたは家庭に入ることはいいです。女優を続けてください」と言われたことも告白。「それがなんてうれしかったことか」と回顧した。結局、石坂とは離婚したが「あの方にはいっぱい、いろんなことを教えていただいたから『結婚して本当に良かった』って」と感謝の思いを明かした。

 草刈は収録時に撮影した3ショットを自身のインスタグラムに掲載。「いろんなお話をさせていただき、とても楽しい時間となりました!私一人、大女(笑笑)」とおちゃめにコメントしている。

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