三浦瑠麗氏、批判殺到の野外フェス「どこかで起こるだろうなと思っていた」
国際政治学者の三浦瑠麗氏が31日、フジテレビ系「めざまし8」で、感染対策が不十分で批判の声が上がっている野外フェス「NAMIMONOGATARI2021」について、こういった騒動が「どこかで起こるだろうなと思っていた」とコメント。その理由を語った。
番組では、愛知県知事らも激怒した野外フェスの様子を報じた。一部で酒類の販売もあり、上限以上の人数が密状態でノーマスクで盛り上がる様子に、多くの批判の声が上がっていた。
これに三浦氏は「この業界は1年半ぐらいかけて需要9割減のところでやってきたので、どこかで起こるだろうなと思っていた」とコメント。「我慢しきれない主催者とか、経営上の観点からやっぱりルールを破ってしまう人が出てくる」と、我慢を強いられてきた一部の人間によるルール破りは予想できたとした。
そして「その前に政府が基準を示したり、どうにか感染対策をして、ある程度収入を得られながら補助金を積みますみたいなものを示しておけば、1年半後に一番デルタの感染が広がっている時にぶつけられることはなかったのでは」と、国側の問題も指摘していた。