岡田健史の独立裁判が和解成立 23年3月まで所属その後独立へ

 所属事務所のスパイスパワーに契約解除を求めて裁判を起こしていた俳優の岡田健史(22)が31日、同事務所と和解したことが、事務所ホームページで発表された。

 2023年3月末の所属契約満了まで本事務所所属のまま活動し、満了後は契約を更新しないことに双方が同意した。裁判では、岡田が独立して本名で活動していく意向を示していたが、改名はしないという。

 岡田は「応援してくださるすべての方々へ」と題し「日頃より多大なご支援を頂戴し誠にありがとうございます。今後もこれまで同様に全力を尽くしたいと考えております。皆さまにおかれては、引き続きのご支援を賜りますようどうかよろしくお願い申し上げます」とコメントした。

 発表によると、岡田は4月1日に、事務所とのタレント専属契約に基づく契約上の義務について、労働基準法に照らしその義務がない地位にあることを仮に定めることを求めた仮処分命令申立てを行った。そのことが5月18日発売「女性自身」で発覚し、事務所関係者は「以前より方向性のずれがありました」と明かしていた。

【以下、報告全文】

弊社及び弊社所属タレントとの仮処分における和解成立のご報告

 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

2021年4月1日に、弊社所属タレント岡田健史が弊社に対し、弊社とのタレント専属契約に基づく契約上の義務について、労働基準法に照らし、その義務がない地位にあることを仮に定めることを求めた仮処分命令申立の件につき、本日、和解をもって円満に解決したことをご報告申し上げます。岡田健史は専属契約が同契約に定める契約終了日まで有効に存続することを同意しました。また、弊社及び岡田健史は同契約の更新がないことを了解いたしました。

以上のとおり、岡田健史は、当初の契約期間どおり2023年3月31日まで弊社所属タレントとして引き続き「岡田健史」として活動してまいりますので、今後の活躍を見守って頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

2021年8月31日

株式会社スウィートパワー

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