林美澪 AKBグループ最年少12歳 1日リリース「あの頃-」初選抜 初センター
弱冠12歳のあどけない少女が、新生SKE48の“顔”として羽ばたこうとしている。9月1日リリースの「あの頃の君を見つけた」で初選抜、初センターに抜てきされた林美澪。研究生ながら、グループの中心で踊ることに「まだSKE48を知らない方にも広められるような、そんな楽曲になればいいなあ」と思いを巡らせる。
19年11月に10歳で加入。当初からメンバー間で「すごくダンスのうまい小学生がいる」と話題になっていたという。林が生まれた09年にグループに加入した須田亜香里(29)は「どうやら完璧でして」と評し「子どもらしくいてほしい気もするんですけど、無邪気な一方でプロ意識もすごく強い子」と頼もしさを口にする。
グループでは4月に、中心を担った松井珠理奈(24)らが卒業。“小学生デビュー”という部分で林と珠理奈は共通しており、須田も「フレッシュ感をほうふつとさせるものはあるかもしれない」と重ね合わせる。林にはLINEで「自分らしく頑張って」と助言を送ったといい「みんなでうまく育てたい」と未来を託している。
今作は“新生”を前面に出したシングル。選抜メンバーの年齢差17歳と、バラエティーに富んだ布陣となっている。「もっとキラキラ輝けるように先輩方ともっと一緒に作り上げていきたいなというのは、センターになって初めて感じました」と林。AKBグループ最年少メンバーが、グループ“再出発”の先頭に立つ。
◇林美澪(はやし・みれい)2009年3月10日生まれ。愛知県出身。19年11月に10期生として加入。現在、AKB48グループ最年少。趣味は読書、アニメ鑑賞で、特技はダンス、一輪車。好きな食べ物はいちご、チョコレート。好きな言葉は「継続は力なり」。