秋川雅史 「二科展」彫刻部門に芸能人初入選「こだわりにこだわり3年掛かって完成」
2枚
歌手・秋川雅史(53)が手掛けた彫刻「木彫楠公像(楠木正成像)」が、「第105回 二科展」に入選したことが1日、分かった。
芸能人による同展彫刻部門の入選は初めてで、「特注の彫刻刀を作ってもらったりなど、こだわりにこだわり3年掛かって完成させました。今回、二科展で入選いただき本当にうれしく思っております」と感無量。皇居前にある銅像に刺激を受けて製作したといい、「馬の尻尾の形状や、顔の目線を上に向く様にしたり、自分なりのエッセンスを入れ込んだ、秋川雅史の『木彫楠公像』として作品に仕上げました」と説明した。
出身地の愛媛県西条市のだんじり彫刻にあこがれを抱いて、2010年頃から本格的に彫刻をスタート。自作の仏像を広島県福山市の専光寺などに奉納している“本格派”で、「昨年はコロナの影響でほとんどのコンサートがなくなってしまい、その間はステイホームで家で彫刻を彫る毎日でした…」と没頭ぶりを明かしていた。