「はっぴいえんど」武道館で復活 松本隆氏 作詞活動50周年「風街オデッセイ」開催

 熱いパフォーマンスを見せる松本隆氏=2015年8月
 ライブロゴ&ビジュアル
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 作詞家の松本隆氏(72)の作詞活動50周年を記念したライブ「風街オデッセイ2021」が11月5、6日に東京・日本武道館で開かれることが1日、分かった。松本氏がドラムを務め1970年代に活躍した伝説的ロックグループ「はっぴいえんど」が、6年ぶりに“復活”。2015年8月に行われた45周年記念ライブ以来、ベースの細野晴臣(74)、ギターの鈴木茂(69)と再集結する。

 6年前のステージでは、13年に急逝したもう1人のメンバー・大滝詠一さんをしのぶとともに、ブランクを感じさせないパフォーマンスで観客を魅了。今回は「第一夜」「第二夜」として出演者、内容を変えての開催となるが、「はっぴいえんど」は両日で熱狂を届ける。

 松本氏の作詞曲を歌唱するのは計20組以上の豪華アーティスト陣だ。山下久美子(62)は「赤道小町ドキッ」(82年)、安田成美(54)は「風の谷のナウシカ」(84年)を歌唱予定。昨年死去した、作曲家の筒美京平さんとのタッグで知られる斉藤由貴(54)の「卒業」(85年)、C-C-Bの「Romanticが止まらない」(同年)なども披露予定。ポップス史を彩った“松本ワールド”の軌跡をたどる。

 松本氏は「二日間にわたり、沢山のアーティストがぼくの歌詞を歌ってくれます。ぼくの音楽と一緒に大人になった人たち。生まれてなかった世代にまで、歌い継がれてる言葉たち。みんな一緒に武道館であひませう!」と喜びのコメントを寄せた。

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