竹中平蔵氏 「成し遂げたことは極めて多い」菅政権評価し「厚生ムラ」批判

 パソナグループ会長で慶應大名誉教授の竹中平蔵氏が4日、自身のツイッターに新規投稿。「この1年菅内閣が成し遂げたことは極めて多い」と3日に退陣を表明した菅義偉首相を評価し、「この成果が十分評価されず辞任に至ったのは、単なる説明不足を超えて大きな理由がある」と持論を述べた。

 竹中氏は「脱炭素宣言、デジタル庁、携帯料金引き下げ、ワクチン加速。この成果が十分評価されず辞任に至ったのは、単なる説明不足を超えて大きな理由がある」と菅政権の功績を称えた上で、辞任に至った理由を分析。

 「医療に関する鉄の三角形(厚生ムラ)を崩せなかったこと。新総裁は、これを解体し日本版CDCを作れ!」と、日本でも疾病対策予防センターを作るべきだと提言した。

 竹中氏は、小泉政権時に郵政民営化担当大臣などを歴任。8月22日にも「コロナ問題最大の課題は、病床不足で医療逼迫すること。病床を増やせというと、医療関係者は『出来ない』理由を並べたてる。小泉元首相は官僚に対し、『出来ない理由を言うのではなく、専門家ならどうしたら出来るか案を持ってこい』と常に述べた。『医療ムラ』を解体しないと、日本は良くならない」とツイートしている。

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