パラ閉会式 国立最寄り駅では反対デモ 会場周辺は密で花火に拍手
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東京パラリンピックの閉会式が5日、東京・国立競技場で行われ、賛否両論集めた東京五輪・パラリンピックが幕を閉じる。
最寄り駅の千駄ヶ谷駅周辺では大規模なデモが行われ、「オリンピック反対!パラリンピック反対!」と50人近くの人が叫んだ。大勢の警察官によって誘導が入ると「警察帰れ!」と警察批判に変わり、騒然とした雰囲気となった。
一方、会場周辺では開会式ほどは多くはないが、写真撮影や思い出作りに人が殺到。さいたま市在住の男性は「花火を撮る最後のチャンスなので、友達と撮影に来た。こんなに人がいるとは」と驚いていた。9月となり肌寒い気候の中、沿道は密状態で熱気にあふれ、花火が打ち上がると拍手が巻き起こった。