美川憲一 自民党から出馬要請の過去も「芸能界は歌手が一番!」
歌手の美川憲一(75)が6日、東京・渋谷のユーロライブで、米映画「スイング・ステート」(17日公開)の公開記念トークイベントを行った。
映画はブラッド・ピット製作総指揮の、共和党対民主党の選挙を扱ったコメディー。日本でも菅義偉首相の自民党総裁辞任に伴い総裁選が17日告示、29日投開票で行われ、年内には衆院選も行われるとあって、話題は選挙に向かった。
美川は「昔、私がブレークして出てきて少し落ち着いた時に、(出馬は)どうですか?って話があったの」と驚きの打ち明け話。「もちろん自民党です」とアッサリ暴露し、「ある議員さんから声がかかって会ったんですけど、やっぱり芸能界は歌手が一番!」と、断ったという。
米ロサンゼルスにも家があり、本作に描かれているような民主・共和両党の強烈な選挙戦も知る美川は「恋人同士でも真っ二つに分かれてケンカして、別れちゃう人もいるんだっていう話を聞きましたよ」「まさに戦いなのよね」と、米国人が選挙に入れ込む様を解説。「選挙も日本はちょっとヌルいところがある。この時代、みんなが盛り上がらせなきゃいけない」と、有権者の自覚をうながしていた。