日テレ藤井貴彦アナ「医療従事者のマンパワー無尽蔵でない」 都の幽霊病床問題解消訴え
日本テレビの藤井貴彦アナウンサーが6日、同局「news every.」に出演。番組では、新型コロナウイルスの感染者を受け入れる東京都の病院の中で、確保病床の100%を超える病床を使用している病院がある一方で、使用率0%の“幽霊病床”が存在する実態を独自ニュースで伝えた後、「医療従事者のマンパワーは無尽蔵じゃない」と訴えた。
番組では都内のコロナ患者受け入れ病院についてのリストを入手。コロナ病床として受け入れ可能と申告し、“確保病床”として補助金を申請している一方で、実際には受け入れていない“使用率0%”の病院が7施設あることなどを伝えた。
藤井アナは「今回、“幽霊病床”についてお伝えしてきましたけれども、やはりこういったミスマッチを解消して、多くの人が入院できるような状況をキープしておくってことが大切だと思うんですね」とコメント。
「その一方で、医療従事者の皆さんにしかできないことがあって、本当に感謝しています。ただ、医療従事者のマンパワーって無尽蔵じゃないんですよ。ですからね、医療従事者の方に求めるものが多くなってしまっている現状もある、こういったミスマッチを丁寧に丁寧に解消していってもらいたいなと思います」と確保病床の100%を超える患者を受け入れる病院がある一方で、“幽霊病床”となっている施設がある現状を懸念した。