東野幸治 称賛記事「信用してない」 月亭八方の「二流のススメ」で「目指すは超二流」

 タレント。東野幸治が10日深夜、ABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」に出演。この日のネットニュースで見た自身のMC技術を称賛して「テレビ界最重要人物」とする記事に対し、「嫌な予感しかしなくて」「誰かがオレの足を引っ張ろうとしている」と警戒感を強めた。

 「『東野幸治はあえて自分の意見を言わず、司会業に徹する』って、そりゃそうでしょうって。自分の意見ばっかり言ってたらネットニュース荒れるでしょう」と大笑いした上で、「僕はミーアキャット。穴から出て手を縮こませて、右左見て天敵がおれへんのを確認して表に出るから」と表現。

 そして、「菅(義偉)さんが総理大臣をやめる。総裁選に出ませんよって。僕も立場はわかってる。これで調子に乗って、最重要人物やと思って日テレやフジテレビを闊歩(かっぽ)してたらアカン。人は立場がある。菅さんは総理で光ってましたか?光ってないでしょ。官房長官なんですよ!僕は総理の器じゃないんです。だまされません!菅さんも最初、支持率70%ぐらいあったでしょう。今じゃあ、とにかく選挙の顔になってくれるなっていう立場でしょ」と説明した。

 さらに、「25年前ぐらいかな。月亭八方師匠に言われたことがあって。『一流は大変やぞ』って。ずっとトップ走ってるから大変だと。『ちょっとコケたりすると落ちていく。落ちたら二流になると思うやろ。違うねん。一流は落ちたら三流になんねや。三流がまた一生懸命、頑張ったら一流になんねん。でもな東野君、二流はええぞ。オレも二流や。落ちることあれへんから。ずっと二流。二流で頑張っても一流になれへんねん。二流は超二流になんねん。落ちても二流は二流やねん』とずーっと言われてた」と告白。

 「『八方イズム』があるから。『壁は登らずに迂回(うかい)しろ』っていう師匠の教えがあるから、そうなんやって。オレの目指すところは超二流やと思って、オレをなぜかほめるネットニュースは信用してませんから」と明かし、「もしも僕が勘違いしたら注意してください。『ちょっと待って下さい、二流さん』って。『あなた一流違いますよ。いくら頑張って超二流しかなれませんからね』って。気をつけたいと思います」と笑いながら呼びかけた。

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